昭和大学在宅医療IPWワークショップ報告書

昭和大学富士吉田教育部 平井 康昭

平成27年2月28日(土)富士吉田キャンパスにて医療に携わる職種の役割や活動、職種による患者への関わりの違い、多職種間の連携などについて参加者間で共有することを目的とし、昭和大学在宅医療IPWワークショップを開催した。
 いずれも多職種が含まれるように、全参加者が11〜12名ずつの7グループに分かれ、富士吉田教育部 田中一正先生による開会の挨拶の後,グループワークが始まった。グループワークは2部構成で行われ、前半のセッションでは事例のシナリオについて各自が各職種の立場からどの様に関われるかについて検討した。その後、ファシリテーターを中心にディスカッションが行われ、その結果についてグループごとに発表した。後半のセッションでは、現在、医療機関ごとに記載項目などの異なる退院時のカンファレンス用紙について各グループで検討し、作成したカンファレンス記入用紙について発表した。
  グループワーク終了後、昭和大学在宅チーム医療教育推進室の加藤裕久先生から「昭和大学のIPWにおける取り組みについて」の説明、昭和大学薬学部の木内祐二先生から「昭和大学における学部連携在宅医療実習」の紹介があり、その後、参加者全員に今回のワークショップに関するアンケートを実施した。
 アンケート用紙回収後、参加者の自己紹介、富士北麓在宅医療連携の会世話人代表 穂坂路男先生の総括、山梨赤十字病院院長 今野述先生による地域包括ケア病棟のご紹介があり、加藤裕久先生から参加者全員に修了書が授与された。最後に田中一正先生から次回ワークショップの案内があり、閉会となった。

ワークショップの様子

グループワークの様子

グループワークの様子

発表会の様子

発表会の様子

アンケート結果(抜粋)

Q あなたは、多職種連携における自分の問題点について気づくことができましたか

アンケート結果(抜粋)